おひとりさま

ずいぶん前から、独居老人とか孤独死とか1人でいると、可哀想な顛末のように言われています。
孤独=1人=寂しい、悲しい
沢山の人びとに囲まれてたって「孤独」なことはあります。

ところがある時から「おひとりさま」という言葉が出てきて、急に優雅でゆとりのある人生を謳歌する人になりました。

私は仲間と一緒に集まるのは楽しいと思っていますが、別れて帰って1人になるとホッとします。
1人という自由はかけがえのないものですが、社会と断絶して生きてはいけません。
決して寂しく悲しい孤独ではないのです。
この兼ね合いが面白くて楽しんでいます。

何もない日々

会社勤めをしている時は、スケジュール帳が一杯になると充実感がありました。

いつの頃からか、毎日コミュニケーションをして、それこそ週末はホームパーティーをするような生活が情報誌に掲載されて、そういえば似たような生活をしていました。

その内にはFacebookで、幸せアピールすることを競い合うようになりました。
何かバカバカしい自己満足だと気付き、個人情報の発信はすべて辞めました。

今、コロナ禍で自粛していると日々何も起こらない時間が過ぎています。
ただこの何も起こらない日常はとても大事なのだと思います。
イベントやハプニング、アクシデントが毎日あったら寿命が縮む気がします。(笑)