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幸せそうな人

私の周りには幸せそうな人が一杯います。

仕事も家事も、趣味も家族のことも、どんなことも話してくれることは楽しい、面白い、笑えるオチがあります。

 

私は話を面白くすることが苦手というか、とてもネガティブな性格なのでどれひとつとっても、深刻?に思っていることが言葉として出るために、カチカチに固くて暗~い雰囲気になってしまいます。

 

失敗や恥ずかしさを楽しめる人は、成功や自慢をすることと同じように自分の歴史としてちゃんと認められる人なのだと思えます。

自分の自慢できることや恥ずかしいことっていうのは、他人が感じていることと同じかというと、そうでもないことが多いように思います。

 

ご相談に来られるパーキンソン病の方やご家族は、ほとんど「~ができない」「~だから仕方ない」「~はもう無理」というお話しになります。

難病で原因がわからないという状態では当然のことだと思います。

 

私が関わった20年ほどの間に、パーキンソン病の治療法は難病には大変珍しく治療薬や治療方法が対処療法とはいえたくさん増えました。

そしてもう原因究明や完治治療のおぼろげな姿が見えてきそうです。

 

日本の2017年平均寿命は女性で87才、男性で81才ですが、パーキンソン病の方もほぼ寿命を全うされるようになってきたと言われています。

 

年齢を重ねれば、年相応に不調は増えていきます。その上難病で思うように身体が動かなくなるというのは、例えようのない苦しみだと思います。

それでも見渡せば、出会いに感謝して、身の回りの良いことを見いだし、自分の目標をクリアしていくことに生きがいを感じているパーキンソン病の方をたくさん知っています。

 

世の中の不幸も幸福もあなた次第です。

 

幸せは自分が感じ、思うことです。

 

あなたが幸せだと周りも嬉しく、笑顔になれます。

 

私も「ああ、幸せ」と笑顔で”幸せそうな人”になりたいと思います。