サロン交流会withオンラインの記録


第222回「サロン交流会withオンライン」

 

「話して聞いて会withドクター」

~今日から考える明日と少し先のこと~

 

パーキンソン病患者とその家族に対するアドバンスケアプランニング(ACP)の重要性と実施方法について上林先生にお話しいただきました。

 

ACPの普及状況や課題、パーキンソン病患者特有のコミュニケーションの課題や対処法についても取り上げていただきました。

 

そして患者と医療関係者、家族とのコミュニケーションの重要性を強調して締めくくりました。

 

ACPは患者の意向に沿った医療を提供し、家族の負担を軽減するために重要だが、一般国民の認知度は5.9%、医師でも45.9%と低い状況である。普及を妨げる要因として、時間的制約、患者の抵抗感、悪い話をすることへの心理的障壁、明確な基準の欠如などが挙げられている。

 

ACPは医師だけでなく、家族や介護関係者とも行うべきであり、患者の希望や価値観を共有することが大切だと強調する。最後に、パーキンソン病患者に対するACPの考え方について触れ、病気の進行経過を理解することの重要性を指摘する。

 

 

そして理事長からは

パーキンソン病患者とその家族が直面するコミュニケーションの課題についてお話ししました。
患者と医師の間で情報ニーズのギャップがあり、患者は医師からより多くの情報を求めている一方、医師はデータに基づいた診断を重視していることを指摘しました。
また、患者の症状や気分の変動が家族に理解されにくい問題や、精神面が運動症状に影響を与えることへの認識不足についても言及しました。

第218回「サロン交流会withオンライン」

「訪問医療とケアマネの現場から」

 

講師:小原久美子さん(看護師) 竹内加代子さん(介護支援専門員、介護福祉士)

 

今回は病院の種類と特徴について説明をしました。

 

急性期治療後の地域包括ケア病棟(最長60日)、回復期リハビリ病棟(最長180日)、障害者病棟(期間制限なし)、療養型病院について詳しくご説明しました。

 

また、介護施設として介護医療院を紹介し、長期療養が必要な要介護者向けのサービスを提供すると説明しました。

各施設の入院期間、利用可能な保険、提供されるケアの内容について言及し、パーキンソン病患者の入院可能性にも触れました。


第207回「サロン交流会withオンライン」

「訪問医療とケアマネの現場から」

講師:小原久美子さん(看護師) 竹内加代子さん(介護支援専門員、介護福祉士)

 

今年の夏は過去に経験のないような暑い日が続きます。

皆様の体調はいかがでしょうか。

 

久しぶりに社会制度のことをご紹介する機会となりました。

当日は約30名の方々にご参加、ご視聴をいただき「介護保険の再確認、介護保険を考えてみたい、在宅サポートが充実してきている」など、みなさまのあらたな気づきのお手伝いができたように思います。

 

今後も機会がありましたら介護保険や訪問医療の情報をご案内したいと思います。


第183回「サロン交流会withオンライン」

8月もコロナ禍の感染予防のため会場参加は見合わせました。

オンラインのご参加は12名で、今回のテーマ「転倒」について関心を持っておられる方々でした。

 

しかし、なんということでしょうか!

 

まずYouTubeの音が小さくて聞きづらい→→→zoomの音声共有をしていたのですが、なぜかzoomミーティングをしていたパソコンの内部スピーカーが原因で、外部スピーカーにつなげると聞こえることがわかりました。

事前のテストをしっかり行うことが大事だと痛感しました。m(__)mm(__)mm(__)m

 

そして終盤でホストのzoomが落ちてしまいました→→→多くの動画画面を開けていたことが最大の原因と思われます。記録も取れませんでした。

 

いずれにしても事前のテストが不備だったことは言い訳にもなりません。

かなりテンションが下がりました⤵⤵⤵⤵⤵

でも楽しみにして参加していただいた方々がもっとガッカリされたと思います。

本当に申し訳ありませんでした。m(__)mm(__)mm(__)mm(__)mm(__)m

 

よーっし次は頑張るぞ(* ̄0 ̄)/ オゥッ!!


第178回「サロン交流会withオンライン」

雨が降りしきる中、会場には5名の方がいらっしゃいました。

コロナの変異ウィルスも心配される状況でよくお越しいただいたと感謝します。

また、オンラインでのご参加は7名でした。

 

今回のテーマ「気になる情報」はパーキンソン病に関連している多方面の情報をピックアップして話題提供しました。

 

始めに普段皆さんがパーキンソン病の情報をどこから得ておられるかお尋ねしました。

1位:かかりつけ医 

2位:インターネット、書籍、新聞、テレビ、ラジオ

3位:医療講演会/家族、友人、知人、同病の方(友の会)

4位:ケアマネジャー、ヘルパー、福祉

5位:リハビリの先生(PT、OT、ST)

6位:薬剤師(薬局)

皆さんはいかがでしょうか、お薬のご質問が多いのに薬剤師さんからの情報は”0”でした。

 

今回一番興味を持っていただいたのは、「もしも」緊急の連絡をどうしますか?というテーマでした。

ここでもあなたの連絡先はどこですか?と質問しました。

1位:家族  2位:近隣の方  3位:なし

4位:福祉関係/行政/友人・知人 は”ゼロ”でした。

やはりご家族が多いですね。

 

そして連絡方法について、今はスマホで緊急連絡が充実していますが、そもそもスマホを持っておられない方が多く、またその操作が難しいという意見もありました。

他に行政・自治体やセキュリティ会社、近隣にお知らせ体制が整っているところもあります。「もしも」は誰にでも起こることがありますので、改めて見直していただきたいですね。

一番大事なことは、パーキンソン病のお薬を把握していること、お薬手帳と予備のお薬を蓄えていることです。

 

その他コロナと誤嚥性肺炎の予防に鼻歌が良い、新しい治療法「MRIガイド下集束超音波治療」、海外で進んでいるお薬のこと、ネットで収集できる情報などをお伝えしました。

 

ネット掲載者にはお断りもしませんでしたが、パーキンソン病の方のQOL、ADL維持のためにご理解をお願いいたします。