「こころもからだもリラックス」
講師:白井宣子先生(グラーディア代表) 井出雅子先生
ポイントチェック
日常生活で太極拳の動きを取り入れ、姿勢や体のバランスを意識する
水分補給を十分に行う
呼吸法を練習し、日常生活に取り入れる
お腹の力を意識して使う練習をする
スクワットなどの下半身運動を定期的に行う
姿勢を正す練習を日常的に行う
太極拳の基本動作(ピン、ツー、タン)を練習する
口腔ケアの練習を日常的に行う
体調に合わせて無理のない範囲で運動を行う
太極拳の基本動作の指導
白井先生と井出先生が推奨する太極拳の指導セッションが行われました。
参加者は座った状態から始め、呼吸法、丹田への意識、目の運動、手の動きなどを含む
一連の太極拳の基本動作を実践しました。
指導者は参加者に対して、ゆっくりと動作を行い、自身の体の感覚に注意を向けるよう
促していました。
指導内容には、心臓や消化器系に注意を払いながら、体の軸を回す動作や、座位での
運動、股関節の動きなどが含まれていました。
また、休憩の重要性や水分補給の必要性についても言及され、参加者の安全と快適さに
配慮して行いました。
パーキンソン病患者の口腔機能と発声能力のセッション
口腔ケアと発声練習に焦点を当てたセッションも行いました。
参加者は、唾液の分泌を促す口の運動や、大きな声で詩を読む練習を行い、最後に呼吸法を実践しています。
このセッションは、パーキンソン病患者の口腔機能と発声能力の維持・改善を目的としています。
「こころもからだもリラックス」
講師:白井宣子先生(グラーディア代表) 井出雅子先生
今回は「五禽戯」(ごきんぎ)という五種類の動物になりきって、体を動かすことを中心とした医療気功をご紹介いただきました。
太極拳は中国武術の一派で、太極思想を取り入れた拳法です。
本来の太極拳をパーキンソン病の方が行うことは、難しい事と安全面であまりお勧めしませんが、健康促進のために気功を行って、それから太極拳を習得するのが良いと思われます。
当日のセミナーの一部である「熊」の動きを少しご紹介します。
ちょうど良い気温でエクササイズ日和の
5月8日(日)でした。
会場参加18名(付き添いとも)、オンライン参加11名でにぎやかに開催しました。
最初はウォーミングアップを入念に行い、
太極拳や気功の違い、良いところなどの
解説を行ってくださいました。
次は太極拳の動作を取り入れたパーキンソン病の方へのエクササイズを始めます。
全体が物語になっていて、①大きな木が横に枝を伸ばす ②鳥がやってきて餌をついばむ
羽を大きく広げる ③子供がやってきて木にパンチ ④蓮の花が咲く ⑤雲にさようなら
という流れをそれぞれのシーンをイメージして動作を行います。
これらは太極拳に必要な動きが十分に組み込まれています。
休憩時間にはお二人の先生による優雅な太極拳を音楽に合わせて見せていただき、みなさんはその美しさに見惚れていました。
休憩後には簡単な太極拳を教えていただき、みんなで体験しました。
激しい動きではないものの、身体が温まったとかホカホカするという方もおられ、多くの方が太極拳に関心を持っていただいたようです。
今後も開催予定ですので、次回もお楽しみになさってください。
緊急事態宣言中のためオンラインだけの開催でした。
ご参加は13名、太極拳と気功というテーマで多くの初めての方がご参加になりました。
講師の白井先生は優しく穏やかにお話をされ、ゆったりとした時間が進みました。
太極拳や気功は椅子に座ったままでも、体がホカホカとして汗も薄っすらでした。
参加された方のアンケートでは「もう少し体験したい」「今後もやってほしい」と好評で、ハードルの高そうな太極拳が身近に感じられました。
内容をご紹介したかったのですが、文字で動きを表現するのがとても難しく、関心のある方は次回にご参加、ご体験ください。
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